peony's garden

バラより芍薬、桜よりハナミズキ。

帰省の収穫

5月の数日間、1年ぶりに帰省した。

長時間の移動は飽きてしまうから、実のところ直前まで迷っていたし億劫だったけれど。初夏のような陽気で、気持ちよく過ごせた。

 

今回の帰省中に気付いたこと。

わたしはやっぱり「好き」を基準にしているなぁということ。無意識で「あ、これが好き」「ここが好き」と思いながら歩いていた。

青々としたハナミズキの通りや、田んぼのレンゲソウ

 

peony358.hatenablog.com

 

これがイヤ、あれがイヤ、早く抜け出したいと焦っていたあの日々(その暮らしの中でも「好き」はあったし、なるべく選んできたとは思うけれど)。

思うような生き方をできていない自分が不甲斐なくて、もがいていた苦しさはどこかへ置いてきてしまったみたい。

 

今は好きのほうが圧倒的に多いし、「好きじゃない」ものをなるべく排除しようとしている。そして、いい意味で「自分はこんなもの」だという諦めのようなものがあるから、肩の力が抜けたのだろう。

 

そして、実家へも立ち寄ったときのこと。

美しいものや綺麗なものに惹かれるのは、母譲りなのではないかと思った。そして好きなものや大切な人にバンバンお金を遣うのはきっと父の影響が大きい。

大嫌いではないにしても、大好き!とは思えなかった両親は、やっぱり好きで愛されたくて、愛したい存在なのだとうっすら思えた。

 

そんな帰省の収穫。